失敗しない子供の習い事選び【小学生編】 ☆“子供の習い事”コラム☆認めて受け入れる心

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認めて受け入れる心
絵なんて大嫌いだったし、とってもヘタな部類に属していた私は、家業を継ぐため大の苦手分野の世界…美術大学へ進学しなければいけませんでした。


二年間の浪人生活…美術予備校でも徹底的にビリのレベルでした。そんな私でも、努力と根性で最終的には予備校でトップとなり、大学にも合格しました。


「技術だけは負けない!」という努力型なりの自負を持って入学。


ところが、皮肉なことに私が受験勉強の二年で習得した技術なんて全く無視した…努力していない現役生の作品がどんどん評価されていくのです!!
私が努力で習得した技術を駆使した作品は全然ほめられもしません。


なぜだか全くわかりませんでした。


小学生くらいから、ずーっと「勝手なことをやって、才能がある」っていうよりも、「コツコツ一から勉強して努力していくことはすばらしい」とか「努力した人こそ報われる…」みたいな価値観が学校でも生活の中でも強かったような気がしますし、私の深い部分にまでそれが染み込んでいたから…でしょうか。


誉められている現役の人の作品がいいこと…実はうっすらわかっていたんです。  
でも、認めたくなかった!


「どうせ今はほめられているけれど、基礎もない人たちは将来続かないんだ。」


「今はいいものつくれるけれど、続けたいんだったら、基礎的なものをみにつけなくっちゃだめだよなぁ!」


なんて具合に、その人達のいいところを認めないで、自分で勝手に(想像でわざわざ悪い部分をつくりだして)納得していました。


けれど現実には、努力も技術も関係のない人の作った奔放な作品が賞をもらったりしている…

一方で、自分の作品は…自分ではいいと思っているのに、ほとんど評価されないし、大学の教授からは「ここがこうダメだ」とさえコメントもしてもらえずに放っておかれるだけ。


それは1度だけの出来事ではなく、大学の学生生活の間ずっと続きました。


自分の力はちっとも伸びないし、さすがにおかしいな…と思いました。


「評価されている作品のよさを受け入れなくちゃいけない…」


「認めようとしない自分がおかしいのかもしれない。」


それまでかたくなに守っていた自分の考えやプライドが揺らぎはじめました。


そして私は、ようやく…人の作品を観る時に「どんなところがいいのだろう?」といいところに目をむけるようになりました。


(それでもなかなか素直に受け入れられなかったのですが。)
だから、「なぜいいんだろう、なぜいいんだろう」と考え続けて過ごしました。


そしてある時ふと(理由ははっきりしませんが)人の作品を「あ、おもしろいな」「すごいな」と“心から”思えるようになったんです。


* * *


何か技術を習得するのには何年もかかります。
でも、「他人の作品の持つよさ」を受け入れられるかどうかは、心の問題です。


心を変えるのは一瞬でできるはず。
私の場合は、受け入れられるまで3年ほどかかってしまいました。


3年間もかかったけれど、受け入れようと思いつづけた結果…コロンとかわれて、心から素直に「他人の持つよさ」受け入れられるようになって本当によかったなぁ、と思います。


そのことで、得られるたものはとても大きかった…というより計り知れないくらいです。


* * *


もし、あのまま自分のプライドだけをかたくなに守っていたら、きっと頑固で人の持っているよさを認めなられない人間になっていたんじゃないでしょうか。


努力は続けていくと思うので少しは向上したかもしれません。
けれども、他人のよさや自分と違うものを受け入れられる人よりも、ずーっと狭い視野しかもてない、広がりが生まれない中で生きていくことになり、結果的に自分が一番損をしていたんじゃないかと思います。


○ ○ ○


学校での「いい子」「できる子」と言われている子や、がんばっている子、負けず嫌いな子は、もしかすると他人のいいところをなかなか認めたくない心…までもが混じって育ってしまうかもしれませんね。


自分の何かに自信を持つ事はとっても大切ですばらしいことです。


でも、そこに加えて、他人の持っているよさを素直に感動できたり、受け入れられる心も育てていけたら、その子はどんどん世界が広がっていくんじゃないかなー、と思います。


「人のよさを認められると、驚くほど自分の世界もひろがる!」
私が自らの経験で学んだことです。


ちょっと時間がかかっても、少しづつでいいと思います。

あなたにも、お子さんにも、もっともっと豊かな世界が広がっていくといいですね。

≪コラム…その2