★子供たちの鋭いツッコミで思いついたゾ!最高の評価法
子供たちが、絵のクラスに入ってきて…なんとかみんな絵が描けるようになってきた頃のことです。


子供たちが描いた絵に、私が“マル”や“ハナマル”をつけてあげるようになりました。子供たちは結構ワイワイと喜んでいました。


「センセイできたよ! これは何?」
「ウーン。よくできたなー!よーしハナマルだ!」
「センセイ、今度のはどう?」
「もうちょっとだけど、がんばったからマル…。」


そのうち、子供たちは“マル”や“ハナマル”ではどうにも満足しなくなってきたようでした。


そんなある日のこと、ふと思いついたんです。


「よくできたなー、今日は“C”をあげるね。」
「センセイ、“C”って“ハナマル”よりいいの?」
「そうだよ“C”から“B”→“A”といくんだよ。」


(しめしめ これで半年か一年はもつかな?)


「C」→「Cマル」→「Cハナマル」→「B」→「Bマル」…
こんなふうに、評価が上がっていくしくみができ、無事に一年近くが過ぎました。


しかし、また悩みのタネが生まれたのです…。
ある時、小学校高学年の子たちが聞いてきたんです。
「センセイ、“A”のあとはどうするんだよぉ…」
「“A”のあとかぁ…」
私もこれには困りました。


「そんなことは考えずに、“A”を超えられるものをはやく描きなー」
と言いながら、なんとかごまかした。
(さて、どうしよう…)


また、思いついていまいました。


(そうだ“Z”だ!“Z”があるじゃないか!しめしめ、これで数年間はもちそうだ!?)


つまり、「C」→「Cマル」→「Cハナマル」→「B」→「Bマル」…最上級の「Aハナマル」の次は「Z」なのです。


「A」→「Z」→「Y」→「X」→「W」→「V」


こんなふうに続いていくんです。


我ながら名案!


万事こんなふざけた(?)調子に思われてしまうかもしれませんが、あくまでも子供たちにドンドン楽しんで描いてもらう一つの方法。
ということで、これでいいんです。はい。

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