★これが、がんばりすぎないデタラメ発想法です
子供の絵画クラスをはじめて何年もたってから、たまにはいつもと違ったことをしよう!と思い立ちました。


そこで、下書きなしで絵の具を使って絵をかく“でたらめ絵画”というのをやってみることに。


その頃にはもう、私が子供達をみる目がはじめから、「おもしろいデタラメだなぁ!」「おもしろいじゃなかぁ!」とみれるようになっていたので、「えー、ほんとう?こんなのでいいの!?」といいながらも、子供は喜んでドンドンかいていくんです。


さらに私も「もっとやっちゃえ!」とうながすので、絵の具でめちゃくちゃにかいていく子供達。


そうなると、「もう一枚かかせてー!」と子供たちはつぎつぎやってきては描くんです。


おもしろいデタラメがどんどん出てきちゃいました。


私はその素晴らしさに圧倒されるばかり。
そして私が感心している姿を、子供達はとても敏感に体で感じとっていたんでしょうね。


絵の具だけで、めちゃくちゃかいてみよう、といったときに、みんな楽しんで、いっぱいオモシロイでたらめをかいてくれて、私もそれを楽しめたわけです。


そんなお遊びの何がすごいの?と眉をひそめる方のいらっしゃるかもしれませんね。


確かに絵の技術を教えていたりしたわけではないんです。
絵をかくことを通して “ こうじゃなくちゃいけない ”という見えない柵を子供と一緒に取り払う作業を続けていたように思います。


そしてそれはお互いの心を開いてゆくことでもあったのかもしれません。
そいういったことこそが、子供の中に埋もれている宝物を掘り出す作業でもあるんです。


“ 絵を描く”ということは、本当はとても楽しいことのはずなのに いつのまにか多くの人は“ 絵が描けなく”なってしまう。
「 うまくないから、人に見られたら恥ずかしい… 」そんなふうに思ってしまうのはなぜんでしょうね。


伸び伸びと自由に見える子供達ですら、実はたくさんの見えないものに縛られていて紙にむかっても一行に手が動かない、なんてことも多いんです。


ほんとうは、一人一人違うのだから、絵もいろいろあっても構わないんじゃないのかな?


上手じゃなくたって、デタラメだっていいんじゃないだろうか?考えなしで、てきとうで、いいかげんのようでも、思い切りよく勇気を持ってデタラメでやってみよう!


デタラメでルールを気にせずにやってしまう…これはたぶん脳までもが緊張から解き放たれて、リラックスできる状態になると思うんです。


そして、いろんなものが飛び出してくる!


これが、がんばりすぎないデタラメ発想法!!なんですね。

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