1の魔法 エンピツ1本の魔法

 アトリエ・モンスターでは、「空想画」を描くときは、色は塗らず鉛筆1本だけで描きます。一体どうしてでしょうか?

 子供が描く絵には、その子が創り出したおもしろいストーリーや楽しいアイデアがたくさん詰まっています。ですが、小さな子はまだ色塗りの技術が未熟なため、色を塗ってしまうとグチャグチャな絵になってしまい、せっかく創り出したストーリーやアイデアが消されて見えなくなってしまう…なんてことも少なくありません。

 ですのでアトリエ・モンスターでは、色は塗らず鉛筆1本だけで描いて、それによって見えてくるその子の素晴らしいところを集中的に伸ばしていきたいのです。

2の魔法 消しゴムを使わない魔法

 描いては消して、また描いては消して…を繰り返していくとなかなか前に進めず、その結果残るのは「うまくできなかった」という思いとよごれた画用紙だけ…なんてことになってしまいますよね。

そこで「消しゴムは使わない」と決めてしまいます。

 すると、間違った線を気にしないで描いていけるようになり、さらにはその間違った線を利用して新しいアイデアを生み出すようにまでなっていきます。そしてそれは、失敗を恐れないという心につながっていきます。

3の魔法 小さい画用紙の魔法

 アトリエ・モンスターの「空想画」は、普段子供たちが使う画用紙よりも小さいものに描いていきます。

 大きな画用紙に絵を描くと、画用紙がうまる前にもうその絵を描くのがいやになってしまったり、飽きてしまったりすることも多いですよね、子供って。

 画用紙が小さいと、短時間で作品を完成させることができます。そうすると、枚数をたくさん描くことができるので、その達成感が子供に大きな自信を与えることにもつながっていきますし、その子の中にある宝物を見つけやすくなり、その宝物を集中的に磨くことも可能になってきます。

4の魔法 真っ白じゃない画用紙の魔法

 普通絵を描くのは、何も描かれていない真っ白な画用紙ですよね。ところがアトリエ・モンスターが使用する画用紙には、あらかじめ何やらいろいろな図形や線や絵が描かれているんです!

 真っ白な画用紙を前に、「さあ、絵を描いて」と言われても、そう簡単にはイメージがわかない子もたくさんいます。そこで、初めから“○”や“□”が描いてある画用紙を使い、それを変身させるところからスタートすることで、子供たちの心を刺激してあげるのです。

 画用紙に既に描かれている“○”や“□”が、子供たちを自分の世界に入り込ませるためのひとつのきっかけなるなんて、ちょっと驚きですよね。

5の魔法 どんどん描けちゃうテキストの魔法

 アトリエ・モンスターの「空想画」は、テキストの流れに沿って空想画を描いていきます。このテキストには、子供がテキスト通りに描いているうちに、自然に自分でどんどん空想ができるようになってしまう仕掛けが、たくさん隠されています。ストーリーで絵を描くことや、いろいろな場面が用意されていることも、その仕掛けのひとつ。

 エンピツを握り締め、空想の世界を楽しそうに冒険しているお子さんを目の前にしたとき、それを見守る大人たちまでもが、多くの発見と驚きを体験することになるでしょう。

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